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里見氏、13億円の大量購入 G1制覇へ執念実るか

2016/7/16 6:30
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原動力は「痛恨の8センチ」だったかもしれない。北海道苫小牧市で11、12の両日開かれた競走馬市場「セレクトセール」(日本競走馬協会主催)。2日間で13頭、総額13億2700万円(税抜き、以下同)を買った里見治氏(セガサミーホールディングス会長兼社長)が文句なしの主役だった。

里見氏が落札したサトノダイヤモンドの弟「マルペンサの2016」

里見氏が落札したサトノダイヤモンドの弟「マルペンサの2016」

2日間を通じて最高価格タイの2億8千万円だった「マルペンサの2016」(父ディープインパクト)は、5月の日本ダービーで推定約8センチ差の2着だったサトノダイヤモンドの3歳下の弟。里見氏は「6月に見たときは兄ほど良くないと感じたが、今日(12日)見たら良くなっていた。絶対に(価格は)高いが、勢いでいった」と振り返る。

このほか、やはり2億8千万円だった仏G1馬イルーシヴウェーヴ産駒の当歳馬(牡)など、購入した13頭中8頭がディープインパクトの子。ディープ産駒は今春の3歳クラシック4戦中、勝てなかったのが桜花賞だけ。皐月賞、日本ダービーでは同じ3頭が3着までを独占した。過去、G1に延べ34頭を送って勝ち星のない里見氏も、この生産界の至宝に夢を託する。

今回の市場では、欧州屈指の大馬主であるクールモア・グループが高額馬争奪戦に加わり注目されたが、結果は購入なし。イルーシヴウェーヴ産駒の競りで里見氏に屈した場面が象徴的だった。ダービー惜敗でG1制覇への思いが強まった里見氏。執念の大量購入が実を結ぶか。

(野元賢一)

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