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60年を経た衆参「3分の2」 改憲発議可能に

首相官邸に入る安倍首相(11日午前)

参院選は改憲勢力が3分の2となる歴史的な選挙結果になった。安倍晋三首相(自民党総裁)が語ったように、自民党は1955年の結党当時、自主憲法の制定を党是に掲げた。そして翌56年、統一した社会党などと自民党が参院選で戦い、社会党などが3分の1以上の勢力を占めた。これ以降、一度も自民党は3分の2を衆参両院で占めることはなく、憲法改正が現実の政治日程に上ることはなかった。56年の参院選から60年がたち、憲法改正の発議が可能になった。

首相は「憲法審査会の場に議論が移り、どの条文をどのように変えていくかに集約されていく」と語る。国民投票の実施まで一足飛びに進むわけではなく、与党内にも温度差はある。だが、参院のあり方と憲法改正が争点となった参院選から60年。当時の首相は鳩山一郎氏で、自民党幹事長は安倍首相の祖父、岸信介氏だった。

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