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全米オープン、D・ジョンソンへの1罰打の意味
ゴルフジャーナリスト 地平達郎

(1/2ページ)
2016/7/7 6:30
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 6月の全米オープン最終日、優勝したダスティン・ジョンソン(米国)がホールアウト後に1罰打を科された一件が尾を引いている。

 朝のテレビ中継でご覧になった方も多いと思うが、事のあらましは以下の通り。

 5番ホールのグリーン上で、パットの構えに入ろうとパターをグリーン面に置いた直後に、ボールがかすかに動いた。その場で競技委員を呼んで裁定をあおいだところ「無罰」。ところが、12番ホールをプレー中に別の競技委員から「ホールアウト後に判断する」と言われ、結局、ビデオなどで確認した結果として、「1罰打」が科された。

「無罰」の後に「1罰打」の不可解

 最終ホールでみごとなバーディーを奪い、その時点で2位に4打差をつけての楽勝となり、1罰打は影響なかったが、5番や12番の時点では大混戦だっただけに、心中穏やかではなかったろう。

 この裁定に、ツアープロ仲間から非難の声が相次いだ。ひとつは、本来なら問題が起こった時点で判断すべきものなのに、対処をいたずらに遅らせてしまった。もうひとつは、1罰打そのものが間違い。

 これに対して、主催の米国ゴルフ協会(USGA)も「不確実な状態のままゲームが続行されるべきではなかった」「最終判断を好ましくないと思う人がいることも承知している」と、不手際を認めた。

 実は今年から、今回のような問題が発生した場合に関わる規則が改正されている。昨年までは、どんな理由であれ、アドレス後にボールが動いた場合は1罰打が科されていたが、今年からは「その原因が明らかにプレーヤーにある場合」を除いて、無罰となった。ルールの総本山であるUSGAがこれを知らないことはあり得ないので、不可解な裁定になってしまった。

 手元に、日本ゴルフ協会(JGA)が発行する2016年版「ゴルフ規則」がある。目次・索引を含めて275ページ。実に34規則(34条)にものぼる。ゴルファーたるもの、周知しておかなくてはいけないが、「ルールの神様」といわれる人でない限り不可能だ。

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