「備える力」こそ守護神 サッカー・山下杏也加(下)
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高1からGKを始めた山下杏也加(20)が女子サッカー日本代表へ携わっていくきっかけは日本協会による"見本市"でもあった。
2012年、中学世代の育成や選手発掘に力を注いできた協会が、高校生にも網を広げるべく堺市のナショナルトレセンでフェスティバルを開いた。そこでタイミング良く高2の山下が見いだされる。女子でもGKが重要だと認識した協会は「スーパー少女プロジェクト」と称して04年から金の卵発掘にいそ...
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