英のEU残留織り込む株価、気になる円高リスク
編集委員 前田昌孝
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英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を23日に控えて残留派優位との見方が強まっている。外国為替市場では英ポンドが買われ、世界の株式相場も上げ基調だ。21日の東京市場では日経平均株価が6日ぶりに1万6000円台に乗せた。国民投票を終えると、市場の関心は再び世界経済の強さに向かう。7月8日発表の6月の米雇用統計次第では、7月26~27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ論が再浮上...
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