ウエアラブル端末シェア アップル3位に転落

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2016/5/20 6:30
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VentureBeat

米フィットビットの製品

米フィットビットの製品

米フィットビットが王座を譲らない。

スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)と同じように、ウエアラブル端末市場でも大手企業が支配すると予測されていたが、中堅のフィットビットが首位を維持している。2016年第1四半期にはフィットビットがまたしても1位となり、中国の小米(シャオミ)が米アップルから2位の座を奪った。

第1四半期のウエアラブル端末の世界出荷台数は計1970万台で、前年同期の1180万台から67.2%増えた。

■フィットビット、4分の1のシェア握る

この市場はまだ日が浅いため、上位5社の順位はほぼ毎四半期入れ替わる。米調査会社IDCがまとめた最新のデータは表の通りだ。

この表で示したように、フィットビットの出荷台数は前年同期比で100万台増えたものの(合計では480万台)、市場シェアは32.6%から24.5%へと8.1ポイント下がった。それでもなお、同社は全体の4分の1近いシェアを握っている。

ウエアラブル端末メーカー上位5社、出荷台数、市場シェア、前年同期比での伸び率 16年第1四半期(単位:100万台)=IDCの調査データより

ウエアラブル端末メーカー上位5社、出荷台数、市場シェア、前年同期比での伸び率 16年第1四半期(単位:100万台)=IDCの調査データより

IDCが指摘する通り、フィットビットは16年に入ってもウエアラブル市場の紛れもないリーダーだ。同社の新製品「アルタ」と「ブレイズ」の出荷台数はそれぞれ100万台を突破。これまで成功を収めてきた「サージ」「チャージ」「チャージHR」「フレックス」の出荷台数が減少したのは自然の成り行きだ。

シャオミも出荷台数を110万台増やしたが、市場シェアは22.4%から19.0%へと3.4ポイント下がった。同社は手ごろな価格の活動量計に心拍計を新たに搭載したり、親が子どもの居場所を追跡できる子ども向けウオッチを発売したりして、製品のラインアップを拡充している。こうした取り組みが奏功して2位の座をつかむことができたものの、成功しているのは中国国内だけで、海外への事業拡大は難しいとIDCはみている。

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