2019年1月20日(日)

LCCのスクート、新千歳-シンガポールに定期路線 週3往復

2016/4/20 10:28
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シンガポール航空の子会社で格安航空会社(LCC)のスクートは19日、シンガポールと新千歳空港を結ぶ定期路線を新設すると発表した。新千歳と海外を結ぶ航空ネットワークは8カ国・地域に広がる。シンガポールは所得水準が高く、東南アジア諸国連合(ASEAN)各地への交通網も充実している。道内へのさらなる外国人観光客の呼び込みや道産品の輸出拡大につながりそうだ。

スクートはシンガポール―新千歳便(台湾・台北経由)を10月1日から週3回往復する。北海道とシンガポールを結ぶ定期の航空路線は初めて。同社では成田、関西国際空港に続き日本で3カ所目の就航先となる。

機材はB―787で席数は335。料金は空席状況により変動するが、エコノミークラスで片道1万3900~4万9900円と、フルサービスの航空会社に比べ25~40%安いという。

同社のキャンベル・ウィルソン最高経営責任者(CEO)は19日、北海道庁で新千歳便就航を発表。「北海道はシンガポール人にとって人気の旅行先。路線開設で北海道がさらに近くなり、観光やビジネスで経済交流が活発になる」と語った。

同席した高橋はるみ知事はASEAN地域の人口が6億人にのぼることを挙げ「シンガポールはダイナミックなASEANの中心。近隣地域からもますます来道者が増える」と期待を込めた。

2014年度のシンガポールからの来道客数は4万900人と国・地域別で7番目に多い。道は16年1月に北海道ASEAN事務所をシンガポールに開くなど、経済交流の拡大を進めている。

B―787は約20トンの貨物も運ぶ。日本貿易振興機構(JETRO)の白石薫北海道貿易情報センター所長は「シンガポールの人口規模は大きくないが、台湾を経由するので期待できそうだ。冷蔵の生鮮食品など、単価が高く北海道らしい産品の輸出拡大につながる可能性がある」と期待する。

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