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戸田工業、カーボンナノチューブの実証施設完成 量産目指す

戸田工業は15日、軽量で導電性の高いカーボンナノチューブ(CNT)の実証施設が完成したと発表した。設備投資額は約1億円で、生産能力は月500キログラム。粉体や溶液に分散させた液体をリチウムイオン電池メーカーに供給する。電池の材料に一部添加して寿命を伸ばす。1~2年以内の量産を目指す。

広島ガスの海田基地(広島県海田町)敷地内にある既存の建物を活用し、実証のための設備を導入した。戸田工業の酸化鉄の粉末を触媒に、広島ガスの都市ガスを用いて製造する。六角形の炭素が結合して細長い円筒状のCNTができる。

戸田工業のCNTは炭素の結合が切れやすい特徴がある。分散液をつくるときに均一に分散しやすいため、性能が安定しやすいという。リチウムイオン電池の電極材料に数%分添加すると、放充電を繰り返すサイクル特性が向上し、長寿命につながるという。量産を通じて同社のCNTを採用した電池の普及を狙う。

リチウムイオン電池のほか、軽くて強度が高く、導電性が高い利点を生かして用途拡大を目指す。

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