2017年12月11日(月)

アークス、サンドラッグと提携 規模の拡大が急務

2016/4/13 10:17
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 アークスがドラッグストア大手のサンドラッグと提携し、6月に共同出資会社を設立すると12日に発表した。北海道・北東北地方の食品スーパー市場では盤石のアークスも、ドラッグ店では小勢力にすぎない。業態の垣根を越えて弱みを補完する企業連携が、今後も人口減少に直面する地方で進む可能性がある。

 「サンドラッグとアークスではバイイングパワーが違う」。12日に札幌市内で会見したアークスの三浦紘一会長は、提携の狙いを聞かれこう話した。サンドラッグが全国に展開するグループ店舗数は15年3月末で979店と1千店に近いチェーンだ。これに対してアークスはわずか34店。単独で事業を継続するには「規模が2ケタ違う」(三浦会長)。

 加工食品の低価格販売で客を集め、高単価の医薬品や化粧品で利益を稼ぐドラッグ店は、規模の大きさを生かして購買力を高めることがまず必要だ。M&A(合併・買収)を繰り返して、道から全国チェーンに飛躍したツルハホールディングスの店舗数は国内で1600店規模。道・東北でも約760店を展開し、圧倒的な購買力を誇る。

 アークスの三浦会長は「ドラッグの店舗運営はスーパーとも違う独特のものがあり、それをサンドラッグから吸収したい」とも語る。サンドラッグとの提携でドラッグ店をスーパーに次ぐ事業の柱に育てられるか。道・東北で人口減少が進む中で競合に対抗するには、規模を拡大しながら早急にノウハウを確立する必要がありそうだ。

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