2019年1月20日(日)

兵庫と和歌山の信漁連合併 広域統合へ機運醸成

2016/4/7 6:00
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兵庫県と和歌山県の信用漁業協同組合連合会(信漁連)は6日、全国に先駆けて県域を越えた合併に向けた仮契約を結んだ。2017年4月に合併する。本店機能の集約などで経営合理化を図り、互いのノウハウを共有して貯金や貸出金の残高増にも取り組む。さらなる広域統合へ機運を醸成する。

名称は「なぎさ信漁連」とし、本店は兵庫県明石市に置く。合併により貯金残高は1117億円、貸出金残高は278億円(いずれも15年3月末時点)となり、それぞれ全国4番目と8番目の規模となる。

信漁連は漁業者の預金取り扱いや事業資金の融資を実施するが、漁業者の減少や高齢化で厳しい経営を強いられており、各地で合併による経営基盤強化を目指す「広域信漁連」に向けた協議が進んでいる。

同日、大阪市内で開いた記者会見で兵庫信漁連の山田峰人会長は「広域信漁連ができあがったのではなく、さらなる広域体制に向けた取り組み」と説明した。兵庫県側は融資に積極的で、和歌山県側は会員の貯蓄推進を進めていることから、互いのノウハウを共有する。

自己資本に基づいて融資限度額が決まることから、山田会長は「2つが合わさることで融資限度が引き上がる効果もある」と説明した。

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