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アイリスオーヤマ、M&AでLED売上高400億円へ 16年度

アイリスオーヤマ(仙台市)が31日、電子部品大手ロームから照明事業を買収する契約を結んだ。これで2016年度の発光ダイオード(LED)照明事業に57億円を積み増し、売上高目標は350億円から400億円に引き上げた。日本経済新聞の取材に応じた石田敬取締役は今回の事業買収で国内シェア3位を確保し、今後も買収の機会を探る考えを示した。

両社は今年の年明けから具体的な交渉を進めていた。石田取締役によれば「当社はM&A(合併・買収)を常に視野に入れている。ロームから半導体などのデバイスを調達している関係もあり、両社がほぼ同時に声を掛け合う形で交渉が始まった」という。

照明機器メーカーにはパナソニックや東芝のように幅広い種類の製品を品ぞろえする企業と、LED照明に限って製造販売する企業がある。「アイリスとロームはともにLED主体のメーカーで、営業手法なども似ている。一体化すれば相乗効果が大きいと判断した」と石田取締役は語る。

ロームは主に小売店で照明を販売し、アイリスは直販が事業の主体だ。「ローム子会社のアグレッドは量販店への営業ノウハウなどを蓄積しており、我々はリースやレンタルを手掛けている。得意なものを出し合い、補完関係を築ける」。石田取締役は強調する。

ロームは「ローム」「アグレッド」という2ブランドを持つ。ロームはアイリスオーヤマのブランドに順次統合する。アグレッドは小売店での認知度が高いため、当面は残す方針だ。

LED照明の国内市場はパナソニックがシェア2割強の首位、東芝ライテックが1割強の2位とされる。3位以下は、アイリスなど複数の企業がほぼ横一線に並ぶ。「売上高が400億円に届けばシェア3位を確保できる。今後も優良企業や事業があれば、買収を検討する」という。

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