2019年2月19日(火)

東洋刃物、6億円調達 官民ファンドと資本提携

2016/3/15 10:16
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工業用刃物の東洋刃物は14日、地域経済活性化支援機構(REVIC、東京・千代田)の子会社が運営する官民ファンドと同日付で資本・業務提携したと発表した。同ファンドを割当先とする普通株や新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行し、計約6億円を調達する。情報機器部品を切る刃物など成長分野への投資に充てる考えだ。

資本・業務提携するのは、REVICパートナーズ(東京・千代田)が運営する官民ファンド「地域中核企業活性化投資事業有限責任組合」。東洋刃物は同ファンドを割当先とする普通株を発行し、約4億円を調達する。CBも発行し、さらに2億円を調達する。

計約6億円のうち、5億円は成長分野への設備投資に充てる。情報機器部品を切る刃物の研磨精度を上げる精密研削盤などに約1億円、鉄鋼用刃物の研磨精度を上げる平面研削盤などに約1億5千万円を使う計画だ。

東洋刃物は時価総額が東京証券取引所の上場廃止基準で定める10億円に達せず、2015年12月から上場廃止の猶予期間に入っている。今回の新株発行には、上場廃止を回避する狙いもある。

同日発表した16年4月から3年間の中期経営計画では、連結売上高を16年3月期見込みの49億円から19年3月期に53億円に増やす目標を掲げた。資金調達による設備投資をテコに、高付加価値品の売り上げ増を目指す。

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