2017年11月25日(土)

札幌の地下通路「チ・カ・ホ」開業5年で通行量2.3倍

2016/3/9 10:04
保存
共有
印刷
その他

 札幌市は8日、2011年3月に利用が始まった札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)の利用状況と開業効果をまとめた。年間を通じ快適に移動できるようになり、屋外の地上部を含めた15年の通行量は約8万5000人(平日)と開業直前の10年に比べ2.3倍に増えた。凍結で移動が制限される寒冷地の地下利用のモデルとして、国内外からの注目がさらに高まりそうだ。

 チ・カ・ホはオフィス街のJR札幌駅周辺と商業施設が集積する大通地区を結ぶ地下通路。回遊効果や利便性を高めるため、市は沿線のビルとの接続を推進してきた。

 沿線の事業所で働く従業員の数はチ・カ・ホの建設工事が始まった06年度から6年で3割増加。南側の大通―すすきの間でも歩行者の通行量を2割増やす効果があった。都心部での消費額が「増えた」「やや増えた」とする利用者の割合は開通1年後の計17%から15年は計36%に上昇した。

 13年には地下鉄整備計画を持つモンゴルのウランバートル市議会の関係者がチ・カ・ホを視察。15年度は富山県議会など国内13自治体の視察団が訪れている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

通行量



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報