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東京の豊洲市場場外、18年に商業ゾーン 19年に温泉開業

2016/3/5 7:06
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 11月7日に開場する東京都の豊洲市場(江東区)周辺のにぎわい創出を目指し、焦点となっていた場外の商業施設の整備が再始動する。東京都は4日、温浴施設運営の万葉倶楽部(神奈川県小田原市)などのグループを事業者に選んだ。2018年から19年にかけて2段階に分けて「千客万来施設」を開業する。市場との相乗効果で東京観光の中心となる施設を目指す。

温泉・ホテルの屋上から湾岸部が一望できる(完成イメージ、東京都提供)
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温泉・ホテルの屋上から湾岸部が一望できる(完成イメージ、東京都提供)

 17年1月に建設工事に着手し、まず18年8月に飲食・物販店からなる「商業ゾーン」、19年8月に「温泉・ホテルゾーン」を開設する。市場本体との同時開業は実現しなかったが、新市場周辺のにぎわい作りを急ぐために、商業ゾーンを先行して開く計画となった。

 商業ゾーンは地上3階・地下2階建てで、延べ床面積約1万9000平方メートル。江戸の街並みをイメージした外観とする。170~280店舗が入居する予定で、豊洲市場直送の魚や青果を味わえるようにする。

 温泉・ホテルゾーンは10階建てで延べ床面積は約2万3000平方メートル。24時間営業で、ゆっくりくつろげる空間を目指す。湯は神奈川県の湯河原温泉から運ぶ計画だ。屋上には足湯を設置し、湾岸部を一望できる名所と位置づける。キッチンスタジオの付いた催事会場も用意し、日本や東京の食の魅力の発信も狙う。

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 両ゾーン合わせて年間約190万人の来場者数を想定している。都有地に50年の定期借地権を設定して賃貸する「民設民営」方式で運営する。舛添要一知事は4日の記者会見で「新しい東京の名所として、多くの人が繰り返し楽しめる場所にしたい」と話した。

 都は15年9月に事業者の公募を始め、3グループから提案があったが、点数の積算による審査で万葉倶楽部のチームに決まった。同社は「万葉の湯」などのブランド名で、東京都町田市や横浜市など9カ所で温浴施設を展開している。15年9月期の売上高は約120億円。培ってきた運営ノウハウを豊洲の新施設に生かす。

 千客万来施設を巡っては、都は14年にすしチェーン店経営の喜代村(東京・中央)と大和ハウス工業を事業者に決め、市場本体との同時開業を目指していた。ところが両社が辞退し、計画は仕切り直しで事業者は再公募に。この結果、市場本体の開場から先行する商業ゾーンの開業まで、2年弱の空白が生じることになった。

 豊洲に移転する築地市場(中央区)の場外でも、中央区が生鮮品などを扱う商業施設「築地魚河岸」を10月15日に開業する。市場移転後の築地のにぎわいの維持を目指す。

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