免疫細胞 がんに密着し攻撃 阪大、遺伝子操作で能力向上
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大阪大学の岩堀幸太特任講師らは、外敵から身を守る免疫細胞にがん細胞を見分ける能力を高め、密着させて集中的に攻撃する技術を開発した。がん細胞の表面にあるたんぱく質を目印に使い遺伝子操作する。肺がんのマウスを使った実験では、余命が2倍以上延びた。識別に使うたんぱく質を変えれば、様々ながんに使えるという。
米ベイラー医科大学との成果。新しいがん治療法として5~10年後の臨床応用を目指す。
研究チームは...
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