2019年6月16日(日)

信長、妻の濃姫に金箔御殿? 岐阜の公居館跡で瓦の破片

2016/2/20 1:14
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織田信長(1534~82年)が後に岐阜城(岐阜市)となる稲葉山城のふもとに築いた公居館の跡で、文様に金箔を施した瓦の破片や庭園跡が見つかり、岐阜市が19日発表した。

ポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは著書「日本史」で、庭園を見た後、信長の妻、濃姫の金で彩られた部屋を訪れたと記述。市はこれを裏付け、信長が濃姫のために金箔の御殿を建てたとみている。

市は昨年7月から館の中心部とされる区域約650平方メートルを発掘調査。金箔瓦の破片は約30個見つかった。庭園は約36平方メートルの池を含み、石垣などで区画されていた。

造成時期の異なる石垣があることから、信長が当初の計画を変更し、大規模に敷地を拡張したとみられる。発掘区域のうち300平方メートル以上が平らに整地されていた。

滋賀県立大の中井均教授(日本城郭史)は「信長が濃姫のために計画を変えてまでも御殿を建てたのでは」と話している。

現地説明会は2月27日午前10時から。〔共同〕

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