廃棄カツ5000枚流通 壱番屋「業者が横流し」
「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋は13日、廃棄した冷凍の「ビーフカツ」が不正に横流しされたと発表した。製造段階で異物が混ざった可能性があるとして産業廃棄物処理業者の「ダイコー」(愛知県稲沢市)に処分を委託したが、同県内のスーパー店頭に一部が置かれていることを確認した。
岐阜県は13日、同県羽島市の麺類製造業「みのりフーズ」がダイコーと取引し、愛知県内の個人と企業2社に横流ししたと発表した。みのりフーズへの立ち入り調査で、壱番屋の社名が印刷された段ボール箱約800個が見つかった。
問題のビーフカツは少なくとも愛知県内のスーパー2店舗に流通し、計約5400枚が販売されたとみられる。県と壱番屋は、温度管理など保存方法に問題がありうるとして、消費者に食べないよう呼び掛けている。
壱番屋によると、昨年9月に製造したビーフカツに製造器具の樹脂製部品が混入した可能性があるとして、ダイコーに処分を委託。壱番屋の従業員が今月11日、同県内のスーパーで売られているのを見つけた。部品に毒性はないという。
愛知県は行政処分などを視野に、廃棄物処理法に基づきダイコーに立ち入り調査をするなどした。壱番屋や県は今後、詳しい流通経路や販売先などの調査を進める。
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