象印、中国需要で最高益 15年11月期の純利益68%増

2015/12/25 23:34
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中国需要を追い風に象印マホービンの業績が拡大している。日本に来る中国人旅行客らには炊飯器などが人気なうえ、中国や北米でも炊飯器やステンレスボトルなど好採算商品の販売が増えている。25日発表した2015年11月期連結決算は、売上高が前の期比17%増の897億円、純利益は68%増の63億円でそろって最高になった。配当も年20円と2倍に増やす。

市川典男社長は「観光客の需要は日用雑貨に移っている」と話し、ステンレスボトルの需要が今後も続くと予想する。観光客が日本で買い物するだけでなく、ブランドが浸透して現地でも販売増につながる好循環だ。中国景気減速の影響は出ていないという。

また北米では現地の顧客にネット経由で売れている。前期の海外売上高比率は約3割だった。知名度アップを生かして「中国のほかにも東南アジア地域で売り上げを伸ばしたい」(市川社長)としている。

16年11月期は売上高で前期比2%増の920億円、純利益は16%減の53億円を見込む。品薄状態が続くステンレスボトルの増産体制が整い増収基調だが、広告宣伝費など売り上げ拡大に向けた費用が増える。

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