2018年10月23日(火)

「県警の記者発表は名誉毀損」 出版社側が逆転勝訴

2015/11/19 1:29
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発行した書籍をめぐり薬事法違反の罪に問われ、無罪が確定した出版社「現代書林」(東京)の元社長らが、神奈川県警の記者発表で名誉を傷つけられたとして、神奈川県に計770万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京高裁は18日、名誉毀損を認め、現代書林側の敗訴とした一審判決を取り消し、計176万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

現代書林はカニなどから抽出した成分ががんに効くと紹介する本を出版。判決によると、2011年に元社長が逮捕された直後、県警の担当者は報道各社の記者に、本に掲載された内容について「ほとんどが虚偽か容疑者が作り上げた」と説明した。

一審東京地裁判決は「説明は真実だった」としたが、高裁の山田俊雄裁判長は、本に登場する医師の証言などから、現代書林はおおむね取材に基づいた内容を本に記載したと認定した。〔共同〕

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