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東京の海・川を巡る水上タクシーが登場

東京都内の海や川を巡る水上タクシーが登場する。都内初の専業会社である東京ウォータータクシー(港区)が小型船を用意し、乗客の希望ルートを運航する。5日に舛添要一知事が水上タクシーに乗って東京港や周辺の運河を視察した。都は2020年五輪に向けて舟運の魅力発信に力を入れており、船着き場の開放などで普及を後押しする。

水上タクシーの試験営業が30日から始まる。あらかじめ運航ルートが決まっておらず、いずれは目的地を自由に設定できる。都が管理する竹芝や有明の桟橋、区や民間の船着き場を利用申請すれば発着できる。羽田空港と都心を結ぶ交通手段や海から都心を眺める観光での利用が見込まれる。

東京ウォータータクシーの船は全長6.3メートルで最大6人が乗り込める。利用には予約が必要で、10分1500円(税抜き)。別途、桟橋使用料として2000円(同)かかる。船は2隻あり、東京港を中心に航行する。

舛添知事は港区の日の出桟橋から乗船し、レインボーブリッジや運河を30分ほどかけて巡った。「船着き場から駅が遠いなど課題は多いが、20年東京五輪・パラリンピックに向けて舟運の活性化をがんばっていきたい」と話した。

都内では一部の船会社が水上タクシーを運航しているが、日常の交通手段としては浸透していない。都は越中島や両国の防災船着き場を一般向けに開放するなど、運航ルート充実へ向けた支援を進めている。同社は20年までに60隻ほどの水上タクシー運航を目指す。

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