2019年5月26日(日)

砂糖の国際価格、9カ月ぶり高値水準 ブラジル天候不順

2015/11/4 23:58
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砂糖の国際価格が一段高となっている。指標となるニューヨーク先物市場の粗糖(精製前の砂糖)相場は4日の時間外取引で1週間前と比べ5%上昇し、1ポンド15.4セント前後と9カ月ぶりの高値水準にある。ブラジルの天候不順に加え、世界的な供給不足の予測が材料視されている。

主産地のブラジル中南部で降雨が続きサトウキビの収穫が遅れている。ブラジル中南部の生産者団体ユニカによると、10月2週目までの砂糖生産量は前年同期比11.5%少なかった。

砂糖の世界需給は供給過剰が続いたが、2015砂糖年度(15年10月~16年9月)は6年ぶりに300万~500万トンの供給不足になる見通しだ。砂糖価格の低迷でブラジルの業者の資金繰りが悪化しており、現金を短期間で回収できるエタノールへの出荷を増やしている側面もある。

先高観からファンドは買い姿勢を強める。米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉報告によると、ファンドの買い越し幅は10月27日時点で17万1985枚と前月末比2.1倍に膨らんでいる。

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