2019年1月16日(水)

西部ガス、電力小売りの登録申請へ 他社のポイント導入

2015/10/29付
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西部ガスは28日、2016年4月の電力小売りの全面自由化に向けて、30日に電力小売事業の登録を経済産業省に申請する方針を明らかにした。自社の顧客に対してガスと電気のセット売りをするほか、他社のポイントサービスを導入する。省エネなど生活に役立つ独自のサービスも提供し、電力の顧客獲得を目指す。

同日会見した酒見俊夫社長は17年4月から始まるガス小売りの全面自由化に向けた前哨戦と強調。「ガスの顧客を維持、拡大するために電力を一つの商材として扱っていく」と語った。

年内をメドに料金メニューを策定し、来年1月ごろから契約の受け付けを始める。電気は新電力や卸取引で調達する。西部ガスの家庭向け契約者100万世帯に対し、電気を割安に提供する。

一方、最短で21年3月期の稼働を目指す火力発電について、酒見社長は事業の見通しが不透明なら時期を遅らす方針を明らかにした。電力の販売先として九州電力を想定しているが、九電側が原発再稼働などで電力に余裕が生じるとみて、西部ガスからの買い取りに慎重な姿勢をみせている。

新電力への売電も視野に入れているが、酒見社長は「九電に販売できるかが大きな要素」としている。九電と交渉を進め、最短の時期に稼働できるか今期中に判断する。

同日発表した15年4~9月期(上期)の連結決算は、売上高がガス料金の単価下落で921億円と前年同期比3%減った。純利益はガスの調達価格の下落で69%増の34億円と上期で過去最高益を更新した。

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