ウエルシア、16年2月期の純利益103億円に
ドラッグストア大手のウエルシアホールディングスは15日、2016年2月期の連結純利益が103億円になる見通しだと発表した。従来予想を13億円上回る。前期は決算期変更で6カ月決算のため単純比較できないが、14年3月~15年2月と比べて38%増える。同業のCFSコーポレーションを9月に完全子会社化した効果が寄与する。
売上高は5206億円と予想を629億円上回り、37%増える見通し。神奈川県や静岡県を中心に310店舗を持つCFSの売り上げが半期分(600億円強)加わる。このほか、本体のドラッグストアの売り上げ拡大に加え、3月に同業中堅のタキヤ(兵庫県尼崎市)とシミズ薬品(京都市)を子会社化した効果も出る。
同日発表した15年3~8月期の連結決算は売上高が2309億円、純利益が44億円となった。前年同時期比で14%増益だった。好採算の調剤事業が伸び、家庭用雑貨などの物販も堅調だった。
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