2019年9月19日(木)

辺野古、興奮と緊迫感 「知事支える」「一喜一憂せず」

2015/10/13付
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「翁長雄志知事を支える」――。米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を知事が取り消した13日、反対派の市民らは現場に近い陸地などに集い、周辺は興奮や緊迫感に包まれた。一方、容認派は冷静に受け止めていた。

移設予定地に近い米軍キャンプ・シュワブのゲート前。承認取り消しを求めてきた県民らは、警備関係者が立つ基地に向かって交互にマイクを握り、抗議の声を上げ続けた。午前10時すぎ、設置されたスピーカーから承認取り消しを伝える知事の記者会見の音声が流れると、県民らは伝統的な手踊り「カチャーシー」を舞い、指笛と大きな拍手で歓迎した。

読谷村の富樫純子さん(61)は「知事の判断はとても心強い。沖縄の誇りを守るために今が大切な時だ」と興奮した様子。「辺野古埋立阻止」のボードを持ったうるま市の大城博さん(68)は「きょうが新たなスタート。政府は民意を無視してはいけない」と静かに語った。

辺野古区の商店街の活気の低下を感じ、国からの地域振興への支援を条件に移設を容認してきた辺野古商工社交業組合の飯田昭弘理事(67)は「一喜一憂はしない」と冷静に受け止める。「国は移設を断念しないだろう」とみているが、「県には(承認を取り消すなら)街づくりをどうするのか計画を立ててもらいたい」と要望した。〔共同〕

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