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介護食のメンチカツ、来春に全国販売 観音池ポーク

豚肉・総菜販売の観音池ポーク(宮崎県都城市)は、介護食品として開発したメンチカツを来年3月にも全国発売する。かんだり飲み込んだりする力が弱い高齢者でも無理せず食べられる軟らかさが特徴。高齢者が増えているため全国で需要を見込めると判断した。個人向けに販売するほか、高齢者介護施設向けなど業務用にも供給する。

「なめらかつるるんメンチカツ」は、高齢者ソフト食研究会(宮崎市)会長で管理栄養士の黒田留美子氏と共同開発した。電子レンジで簡単に調理できるほか、高齢者が食べやすいように工夫した。例えば、材料の地元産豚肉は2度びきし、野菜も細かく刻んで蒸したものを使用する。

カツの衣の下には豚から抽出した無臭のコラーゲンを練り込む。電子レンジで加熱するとコラーゲンが液状化して衣を軟らかくする。さらに口の中で液状のコラーゲンと肉や野菜が混ざって飲み込みやすくなるという。

同社はこのメンチカツを今年5月から本社の直売所で販売している。価格は1個(約50グラム)税抜き149円。

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