タイ最大級の商業施設開業
■セントラル・グループ(タイ流通大手) タイ最大級となる商業施設をバンコク北西部のノンタブリ県に28日開業した。約700店がオープンし多くの客でにぎわった。来年以降、家具専門店イケアのタイ2号店も加わる。
施設名は「セントラルプラザ ウエストゲート」でまず、駐車スペースも含めた総床面積50万平方メートルで開業した。カジュアル衣料店「ユニクロ」や飲食店「大戸屋」など日本ブランドも多く出店する。最上階にはマンガ「ドラえもん」をテーマにした展示スペースも設置。学生や子ども連れが登場人物の着ぐるみなどとの記念撮影を楽しんでいた。
ノンタブリ県には、来年をメドにバンコク中心部から鉄道「パープルライン」が開通する予定。開通すればセントラルプラザ・ウエストゲートは駅直結となる。
敷地面積は16万平方メートルあり、来年以降には複数フロアからなるイケアの新型店がオープンする予定だ。(バンコク=小野由香子)