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学研HDの10~6月、最終赤字12億円 出版一部撤退で特損

学研ホールディングスが13日発表した2014年10月~15年6月期の連結決算は、最終損益が12億円の赤字(前年同期は10億円の赤字)だった。主力の教室・塾事業は好調だったが、出版事業で不採算分野からの撤退や希望退職の実施に伴う損失が膨らんだ。

売上高は7%増の720億円、経常損益は8億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)だった。教室・塾事業は、小学生向けの「学研教室」や進学塾の個別指導部門が好調だった。高齢者福祉・子育て支援事業は、サービス付き高齢者向け住宅と保育園の新規開業が増え、売上高が4割伸びた。

出版事業は「学研M文庫」やムックの一部を廃止するなど不採算事業を縮小したが、子会社化した教育出版の文理の業績が加わり増収となった。特別損失は合計で11億円を計上した。

15年9月期通期の業績見通しは据え置いた。売上高は前期比5%増の950億円、純利益は3億円(前期は3100万円)を見込む。

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