鹿児島の西原商会、農業に参入 大豆などを自社商品材料に

2015/8/8付
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 業務用食品卸大手の西原商会(鹿児島市)は農業に参入する。グループの農業法人が熊本県あさぎり町と7日に協定を結んだ。大豆などを生産し、当面は全量をグループの食品工場に供給する。売上高の4割程度を占める独自製品の付加価値を高め、競争力強化につなげる。業務用卸のこうした取り組みは珍しい。

 農業法人のニシハラグリーンファーム(同)は資本金1千万円で5月に設立。あさぎり町にある2.3ヘクタールの土地で来年から大豆、とろろの原料になるつくね芋の生産を始める。現段階で農産物の外販は想定していないが、1年目は約1千万円相当分の生産を見込む。

 大豆はグループ会社、ゆば将(同)の工場で利用する。ゆば将は職人が1枚ずつ摘み上げて作る湯葉を手掛け、外食業界では味への評価も高い。

 西原商会は2015年2月期の連結売上高が603億円で「独自商品を持つことが強みになっている」(西原一将社長)。自前で作った農産物を使うことで、味も含む品質管理を一段と徹底できるという。

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