2019年2月20日(水)

タイ四大商業銀1.6%減益 不良債権増加

2015/7/31付
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■タイ四大商業銀行(バンコク銀行、クルンタイ銀行、サイアム商業銀行、カシコン銀行) 2015年上期の純利益は前年同期比1.6%減の840億バーツ(約2970億円)余りにとどまった。不良債権は全行で増え合計2100億バーツ近くに達した。

14年5月の軍事クーデターから1年以上たった今もタイの四大商業銀行は利益の減少と不良債権の増加が続いている。債務の返済が困難になっているのは中小企業に限らず、一部の大企業でも兆しが見られる。

サイアム商業銀行は「タイの経済成長ペースが緩慢であることから、ほとんどの顧客セグメントで不良債権の増加が見られる」と指摘した。さらなる不良債権の表面化を見込んで、同行は2015年第2四半期に前年比約60%増の51億バーツを処理減損と貸倒引当金に確保している。同行は「追加の引当金は現在の低迷した経済状況下で、資産価値のさらなる低下に備えた緩衝材の役割を果たすものだ」としている。(バンコク=小野由香子)

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