2019年1月21日(月)

所沢の「育休退園」仮差し止め却下 地裁、母親らの要望認めず

2015/7/29付
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保育園に0~2歳児を通わせている母親が下の子を出産し、育児休業を取得した場合、園児を原則退園させる埼玉県所沢市の運用は違法だとして、母親らが退園の仮差し止めを求めた申し立てについて、さいたま地裁は28日までに却下する決定をした。

決定は23日付。原告側の代理人弁護士が記者会見で明らかにした。地裁は決定理由で、希望する保護者は市に在園継続を申請できることを挙げ「継続決定がされれば退園処分を受けることはない」などとし、申し立てには理由がないと結論づけた。

母親らは仮差し止めの申し立てのほか、市の運用差し止めを求める行政訴訟も起こしている。訴訟では運用に関し「育休中も保育園での保育の必要性を認めている法令の解釈を誤っており違法だ」と主張している。

「育休退園」は、2歳以下の保育園児を、出産の翌々月末までに退園させる仕組み。市によると、6月末までに9人が退園した。7月末にも9人が退園対象だが、うち原告2人を含む数人が在園継続の申請をし、市に認められた。〔共同〕

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