仮設住宅、梅雨のカビが大敵 被災者ぜんそくの恐れ
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梅雨入りした東日本大震災の被災地の仮設住宅で、しつこいカビが被災者を悩ませている。風通しの悪い仮設住宅はカビが繁殖しやすい。入居者は高齢者も多く、清掃ボランティアがカビ除去の手伝いに乗り出している。専門家は「湿気が多くなってカビの繁殖が進めば、ぜんそくの発症につながる恐れがある」と注意を呼びかけている。
「24時間、換気扇をかけっぱなし。それでもカビが生えてくるんだよ」。6月中旬、宮城県石巻市の...
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