チプトラ、販売目標の下方修正を検討

2015/7/1付
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■チプトラ・デベロップメント(インドネシアの不動産開発大手) 2015年の不動産販売額目標の下方修正を検討する。当初は前年比27%増の10兆9600億ルピア(約1000億円)が目標だった。具体的な修正値の発表は8月になる見通し。

同社のハルン・ハジャディ取締役は6月30日、記者団に「今年は堅調な業績を見込んでいたが、投資活動が低迷している」と語った。今年1~5月の不動産販売額は3兆2300億ルピアと、今年の目標値の30%しか達成できておらず、13年比3%減だった14年からの減少傾向が続いているという。1~3月期のインドネシアの国内総生産(GDP)成長率が4.7%と前年同期に比べ減速していることが需要低迷の要因だとみている。

同氏は、多くが高所得層の不動産投資家は「資金を手元に置くほうを選んでいる」上に、銀行も貸し出しに慎重になってきていると付け加えた。また、中央銀行が最近、景気刺激のため住宅購入者向けに打ち出した住宅ローンの頭金に関する規制の効果は限定的だとみている。

(ジャカルタ=鈴木亘)

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