2019年7月23日(火)

がん画像診断向け医薬品、国産原料で製造 原研機構など

2015/6/29付
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富士フイルムRIファーマ、千代田テクノル、日本原子力研究開発機構などは、がんや脳梗塞などの画像診断に使う放射性医薬品「テクネチウム」を国産の原料で作る技術を開発した。従来は海外の原子炉で作った原料を輸入しているが、原子炉の老朽化などで供給不足に陥る懸念が出ていた。マウスを使った実験では、国産の原料で作った医薬品でも既存品と同等の品質だった。人での臨床試験を通じ、早期実用化を目指す。

テクネチウムの使用は日本で年間70万~90万件に達する。原料の「モリブデン99」は輸入に頼る。世界の原料の3分の1を作るカナダの原子炉が老朽化で停止予定とされる。

研究チームは国内に在庫のある天然モリブデンに小型加速器で作った中性子を当て、モリブデン99を作った。モリブデン99を含む試料を電気炉に入れ、加熱してテクネチウムを取り出した。

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