税収上振れ、中期財政計画に影響も
[有料会員限定]
2014年度の税収が2兆円規模で上振れする見通しになり、経済と財政をめぐる政府内の論争が活発になりそうだ。政府は6月末の中期の財政健全化計画づくりへ大詰めの調整に入り、経済成長に伴う税収増の見積もりが論点の一つだからだ。ただ税収増を過大評価すれば歳出カットが緩みかねないとの懸念もあり、税収増の持続力の評価が焦点になりそうだ。
政府の財政健全化計画は20年度までに基礎的財政収支(プライマリーバラン...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り510文字
関連キーワード