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アステラス、純利益25%増の見通し 16年3月期

アステラス製薬は11日、2016年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比25%増の1700億円になる見通しと発表した。前立腺がん治療薬「イクスタンジ」を中心に米国の医薬品販売が好調を維持する。前期は薬価改定の影響で減収だった国内も持ち直し、研究開発費の増加を吸収する。年間配当は2円増の32円とする計画だ。

売上高は9%増の1兆3620億円を見込む。イクスタンジの売り上げは67%増の2294億円を見込み、同社の製品別売上高で最大となる。米国で「医師の間で有効な医薬品との認識が広がっている」(桝田恭正最高財務責任者)という。

米国では「ベタニス」など過活動ぼうこう治療薬も伸びる。円安も追い風で、中南米を含む米州の売上高は22%増の4398億円となり、売上高全体の3割を超える。

日本は薬価改定の影響が一巡。一部の特許切れ医薬品は引き続き後発薬の普及が逆風となるが、消炎鎮痛剤「セレコックス」などの新薬が伸びる。国内売上高は5%増の5217億円の計画だ。

欧州は現地通貨ベースで増収だが、想定為替レートを1ユーロ=125円と前期実績から14円円高に設定したため、1%の減収を見込む。

研究開発費は11%増の2290億円。白血病などの新薬候補が臨床試験の最終段階に入ってコストが膨らむが、販売増で吸収する。営業利益は28%増の2380億円。

同日発表した15年3月期の連結決算は、純利益が前の期比49%増の1358億円だった。

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