E型肝炎の患者最多に 14年154人、豚生食など原因か
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腹痛や発熱を引き起こし、重症化すると死亡することもあるE型肝炎の患者報告数が2014年に154人(暫定値)に達し、過去最多を更新したことが7日、国立感染症研究所の集計で分かった。15年も4月中旬までに50人を超えている。豚肉の生食が原因となっている可能性があり、専門家は「豚や野生動物の肉は十分加熱して食べてほしい」と呼びかけている。
肝炎では、B型やC型が主に血液で感染するのに対し、E型はウイルス...
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