シャープ、構造改革が本格化 液晶縮小で収益源乏しく
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主力取引銀行の支援を受け、シャープの構造改革が本格化する。液晶テレビや太陽光パネルといった「看板事業」の縮小のほか国内外の工場閉鎖・売却を断行。人員と組織にもメスを入れる。ただ、同社の足元には安定して収益を稼げる成長事業が少ない。5月発表の新中期経営計画では2018年3月期に連結営業利益で1500億円程度を目指す方針だが、抜本的なリストラを実施しても再建できるかは不透明だ。
シャープがまとめた再建...
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