2018年12月17日(月)

アップルウオッチ、生活密着で新市場狙う 健康管理に的

2015/3/11付
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米アップルが9日、腕時計型ウエアラブル端末「アップルウオッチ」を4月24日に発売すると発表した。時計やメール、通話などに加え、健康管理の機能を充実。ファッション性も高め、生活の一部となるIT(情報技術)製品としての新市場開拓をめざす。健康・金融分野での手数料ビジネスも視野に入れている。

「信じられないほどの豊かさを生活に提供できる」。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は9日、アップルウオッチの潜在力をこう説明した。日本での販売価格(税別)は4万2800円から。18金を使った128万円以上の高級モデルもある。日英仏では高級腕時計のように百貨店でも販売される。

アップルが狙うのは、ITとファッションの中間の市場だ。アップルは服飾ブランドのような強いブランド力に加え、直営店網を持つ。宝飾品のようなIT製品を売れる可能性のある数少ないIT企業だ。

より生活に密着したサービス市場を創出する狙いもある。一日中、身に着ける腕時計型端末は、個人の運動や健康データを自然に集められる。利用者の同意を得て保険会社と組めば、アップルの健康・運動管理サービスを使い続けることで保険料が安くなる仕組みを作ることも可能だ。保険会社から手数料を稼ぐビジネスになり得る。

米国では独自の認証技術により、ウオッチをかざすだけでホテルの部屋や自動車のカギを開けたり、クレジットカードで決済できたりするサービスも提供する。安全な認証技術を金融業界に使ってもらうことで手数料を稼ぐビジネスモデルも想定している。

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