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鼓膜を再生、治験実施へ 神戸の医療財団

先端医療振興財団(神戸市)は12日、京都大病院や慶応大病院と共同で、中耳炎や外傷で鼓膜に穴が開きふさがらなくなる「鼓膜穿孔(せんこう)」の患者を、鼓膜の細胞を再生する療法で治療することを目指す治験を国内で初めて実施すると発表した。

従来の手術による治療より短時間で済み、患者の負担が軽いのが特長という。

財団によると、治療では、穴の開いた部分を、鼓膜の細胞を増殖させる物質を含ませたスポンジ状の微細な素材でふさいだ上、乾燥や感染を防ぐ働きのあるのりで覆う。耳の穴から治療でき、10~30分で終了。元の状態に近い鼓膜を再生することも可能という。スポンジ素材は体に吸収される。

従来の手術では耳の後部を切開するなどの処置が必要で、数時間かかっていた。

6月までに計20人の患者を募集。年内に治験を実施し、2017年末までの保険適用を目指す。

財団が運営する先端医療センター病院(神戸市)の金丸真一鼓膜再生担当部長は「手術の痕が残らず、理想的な聴力の改善が見込める」と話す。〔共同〕

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