プルトニウムを次世代原子炉の燃料に 東大・原子力機構など
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東京大学や日本原子力研究開発機構は、次世代原子炉の「高温ガス炉」で、プルトニウムを燃やして消滅する技術開発に乗り出した。日本は核兵器の原料で毒性の高いプルトニウムを大量に保有しながら、燃料として再利用する核燃料サイクルの実現は見通しが立たない。原発が再稼働すれば新たに発生することになり、プルトニウムを処理する新しい技術として2030年ごろの実用化を目指す。
開発に乗り出すのは東大の岡本孝司教授ら...
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