2019年2月20日(水)

三愛の水着・下着事業、ワコールに売却

2015/1/23付
保存
共有
印刷
その他

リコーは子会社で水着事業などを展開する三愛(東京・渋谷)の事業を大幅縮小する。三愛が22日、主力の水着事業をワコールホールディングス(HD)に売却すると発表したほか、アパレル事業の売却も決めた。三愛はリコーの創業者、市村清氏が70年前に興した会社だったが、本業との関連性が薄かった。

水着・下着事業を4月1日付でワコールHDに売却する。譲渡金額は非公表だが10億円前後とみられる。三愛はファッション系水着の国内最大手で販売店「三愛水着楽園」を全国展開する。両事業の2014年3月期の売上高は55億円。ワコールは従業員約240人と23店舗を引き継ぎ、「三愛」など商標の使用許諾も受ける。

婦人服販売事業も同業のアイリン(名古屋市)に4月1日付で売却することで合意した。売却額は非公表だが14年3月期の同事業の売上高は15億円だった。銀座の三愛銀座本店で展開する店舗運営事業も撤退する。

三愛は市村氏が1945年、食料品など扱う三愛商事を設立したのが始まりで、その後水着や婦人服に進出。特にファッション水着はキャンペーンガールやショーを通じて知名度が高く、05年にリコーの完全子会社になった。リコーは複合機などの本業に経営資源を集中する。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報