後藤さん、湯川さん捜し「イスラム国」へ ガイドが証言

2015/1/21付
保存
共有
印刷
その他

【ガジアンテプ(トルコ南部)=共同】過激派「イスラム国」に拘束されたとみられるフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)が、同じく拘束中とされる知人の湯川遥菜さん(42)を捜すため、イスラム国支配地域に行くと話していたことが21日分かった。直前まで行動を共にしたシリア人ガイドの男性(33)が共同通信に証言した。

後藤さんはイスラム国支配地域に入る直前に撮影した昨年10月のビデオ映像で「非常に危険だが、何があっても責任は私にある。必ず生きて戻る」と語っていた。

ガイドによると、後藤さんはトルコ南部キリスの国境検問所からシリア入り。ガイドは後藤さんに同行を依頼されたが、「危険すぎる」と断った。

後藤さんはシリア北部の村で昨年10月25日にガイドと別れ、イスラム国に詳しいと話す男性の案内で、イスラム国が「首都」とする北部ラッカへ向かったという。

ガイドによると、後藤さんは「イスラム国地域へ行く。私はジャーナリストだと彼らに告げ、(イスラム国のメンバーに)罪のないシリア人に何がしたいのだと聞くつもりだ」とも言い残していた。

ガイドに妻や同僚などの電話番号を渡し「1週間たっても連絡が取れない場合はこの番号にかけてくれ」と伝えていた。

後藤さんは、これを最後に連絡が取れなくなった。イスラム国地域に案内した男性はガイドに対し、後藤さんはラッカでイスラム国に拘束され、イラク北部モスルに連行されたと説明した。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]