2018年8月18日(土)

福島ガイナックス、三春町と企業立地協定

2015/1/20付
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 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られるアニメ企画・制作会社のガイナックス(東京都三鷹市)が、福島県三春町に設立したスタジオ運営子会社「福島ガイナックス」(浅尾芳宣社長)と三春町は19日、企業立地協定を結んだ。閉校した中学校校舎を活用して、今年4月にアニメ制作スタジオやアニメ関連のミュージアムを開設するなど、事業の詳細を明らかにした。

 調印式後に浅尾社長とガイナックスの山賀博之社長らが会見した。2013年3月に閉校になった三春町鷹巣にある旧桜中学校校舎のうち約6割を借り受け、手書きでのアニメ原画、動画制作などを行うスタジオと、「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」と名付けたアニメ関連ミュージアムを設立することを明らかにした。

 スタジオは30人規模で運営する。地元からの雇用も検討する。ガイナックスが18年をめどに世界で上映を予定する劇場版アニメの一部も福島で制作する計画だ。山賀社長は「福島は世界的に悪い印象があるが、日本のアニメは世界に知られている。この作品は福島で作られたとPRすれば、福島は楽しい場所と世界に発信できる」と語った。

 ミュージアムではアニメの制作過程が最初から最後までわかるような展示や有名アニメーターの原画などの企画展などを計画。年間3万人以上の来館者を見込む。滝桜などとともに三春町の観光資源の一翼を担い、通年観光に寄与する施設に育て上げるという。

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