京大、臨床研究6月申請 パーキンソン病のiPS治療
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京都大学iPS細胞研究所の高橋淳教授は15日、日本経済新聞の取材に応じ、iPS細胞を使ってパーキンソン病を治療する臨床研究計画を京大の委員会に6月に申請する方針を明らかにした。理化学研究所が昨年実施した目の難病治療に続き、iPS細胞による治療では2例目になる見通し。iPS細胞による再生医療に弾みが付きそうだ。
申請するのは、神経伝達物質のドーパミンを出す神経細胞が減って、手足の震えなどが出るパー...
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