大手電力解約は原発12基分 2000年自由化後、新電力に移行
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大手電力9社との電力の購入契約を解除した企業や自治体の需要規模が2000年以降、昨年12月までに1200万キロワットに達したことが分かった。原子力発電所12基分に相当し中国電力管内のピーク需要を上回る。東日本大震災後の電気料金引き上げで数%安く売電する新電力に移行している。再値上げする大手電力が増えれば解約がさらに広がる可能性もある。
電力小売りの自由化は00年に始まり、総需要の6割を占める契約...
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