タマホーム、純利益98%減に下方修正 15年5月期
タマホームは14日、2015年5月期連結業績予想の下方修正を発表した。純利益は前年同期比98%減の3900万円となる見通しだ。従来予想は7%減の16億円だった。14年に実施された消費増税前の駆け込み需要の反動減が長期化している。消費税率10%への再増税の延期が決定し、今期の下期に見込んでいた駆け込み需要がなくなったことも響いた。
予想純利益の下方修正に伴い、年間配当は従来予想より10円少ない10円(前期は26円)とする。
通期の売上高は前期比12%減の1492億円を見込む。従来予想は3%減の1649億円だった。住宅展示場の集客減少なども響く。営業利益は50%減の22億円となる見通しだ。
同日発表した14年6~11月期の連結決算は、最終損益が14億円の赤字(前年同期は2億6400万円の赤字)だった。売上高は8%減の669億円だった。
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