都、「バイスタンダー保険」全国初の導入へ 市民に救護促す
[有料会員限定]
東京都は9日までに、救急現場に居合わせた人(バイスタンダー)が応急手当てをした際、傷病者に誤ってケガをさせた場合の治療費を補償する「バイスタンダー保険」を来年度から導入する方針を決めた。手当てに当たった人の負傷なども保険の対象とする。都によると、自治体が同保険を採用するのは全国で初めて。
心肺停止のけが人らに対する市民の救助率は伸び悩んでいる。善意の活動のなかで起きかねない不測のトラブルへの負担...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り908文字