2019年4月20日(土)

やせ形の女性は健康に注意を 13年最多の12.3%、厚労省調査

2014/12/10付
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厚生労働省が9日発表した2013年の国民健康・栄養調査で、やせている成人女性の割合が全体の12.3%と過去最高になった。やせ形は20代が21%超と最も多く、40代も10%を超えた。同省は「女性の『痩身志向』が年代を超えて続いているが、摂取エネルギーが少ないと健康な体の維持に影響しかねない」と注意を呼びかけている。

調査は昨年11月、無作為抽出した5204世帯を対象に実施し、3493世帯(67.1%)から有効回答を得た。

体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が「18.5未満」だったやせている成人女性の割合は12.3%(12年比0.9ポイント増)で、調査を始めた1980年以降、最高を更新した。20代が21.5%と最も高く、30代17.6%、40代11.0%だった。

厚労省は12年、健康には適正体重の維持が大切だとして、20代のやせている女性の割合を20%に減らす目標を立てた。30代、40代のやせ形も増えていることについて、同省担当者は「摂取エネルギーが少なく運動不足なのにやせている場合、高齢期に向けて生活習慣を改善する必要がある」としている。

一方、BMIが「25以上」の肥満の成人男性の割合は28.6%(同0.5ポイント減)だった。調査開始から増加傾向が続いていたが、ここ数年横ばいで、厚労省は「まだ高水準ではあるが、11年を境に歯止めがかかった」とみている。年代別では40代が34.9%と最も高かった。

米などの穀類、魚介類や肉類、卵、大豆製品、野菜を組み合わせた栄養バランスの優れた食事を3食取っている人も初めて調査。男女とも60代、70代以上は40%を超えたが、20~40代はいずれも20%台だった。

運動習慣のある人も60代、70代以上は男女とも30%を超えたが、20代、30代は10%台。若年世代の健康意識の低さが浮き彫りになった。

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