2019年3月20日(水)

「軽量ルビー」のソフト開発 福岡県が支援ソフト

2014/12/9付
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福岡県は8日、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」を使ったソフトウエア開発の作業を軽減する支援ソフトを開発したと発表した。機器に搭載する組み込みソフト向け「軽量ルビー」によるプログラミングを支援。打ち込みミスなどによる不具合を素早く見つけられるようになる。軽量ルビーによるソフト開発の裾野を広げ、県内IT(情報技術)産業の振興につなげる。

軽量ルビー向けの「デバッガ」と呼ぶソフトを開発した。県はこの開発費用を今年度の当初予算に計上し、NPO法人の「軽量Rubyフォーラム」に開発を委託。ルビー開発者のまつもとゆきひろ氏が率いるネットワーク応用通信研究所(松江市)やCSKグループの福岡CSK(福岡市)、九州工業大学など同フォーラムに参加する企業・団体が共同開発した。

同フォーラムのウェブサイトでデバッガの無償提供を始めた。ソフト開発技術者に広く利用してもらい、軽量ルビーによるソフト開発を普及させたい考えだ。

軽量ルビーはコンピューターの記憶容量が少なくても動作するため、電子機器などに組み込む用途に向く。福岡県の支援で開発され、まつもと氏のルビーを発展させる形で2012年に公開。ただデバッガがなかったためプログラムの不具合の発見は手作業頼みだった。ソフト開発に利用する上でハードルが高く、応用例は一部のインターネット機器やロボットなどにとどまっていた。

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