2019年8月21日(水)

堅展実業、道東初のウイスキー蒸留所 厚岸町で16年稼働

2014/11/26付
保存
共有
印刷
その他

食品原材料の輸入や酒類の輸出を手掛ける堅展実業(東京・千代田)は厚岸町にウイスキーの蒸留所を建設する。25日、同町役場で町と事業実施協定書に調印した。2016年10月の稼働、19年の出荷をめざす。投資額は明らかにしていないが数億円の見込み。実現すれば道東初のウイスキー蒸留設備となる。

調印式には同社の樋田恵一社長、厚岸町の若狭靖町長らが出席した。敷地面積は2960平方メートルで、蒸留棟1棟と事務所棟1棟を建設、発酵槽5基と蒸留器2基を設置。16年9月までに酒類製造免許の取得をめざす。生産するのはモルトウイスキーで、生産能力は原酒ベースで年間3万リットル。当初従業員は2~3人で生産が軌道に乗れば10~15人程度に増やす。

同社は国内の蒸留会社からウイスキーの原酒を購入し、輸出していた。ハイボール人気などで原酒の確保が難しくなっていたうえ、今後のブーム継続を見越し、自ら蒸留に乗り出すことにした。

樋田社長によると、スコットランドのウイスキーの代表的な産地の一つで、カキの産地でもあるアイラ島のスモーキーな香りのウイスキーをめざし道東を中心に候補地を調査、約4年前に厚岸町に打診した。霧が多く、燃料の泥炭が確保できるなど風土が似ている点が決め手となったという。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。